頭にくる患者

2003年6月23日
今日は2〜3日前からわたしを試す患者さんの事を書きます。1週間前から総合内科の患者さんのYさんが入院して来ました。Yさんは60代後半の女性です。自分では、血圧が高くて検査が出来なくて困る。「この辛さ看護婦さんは分ってくれない」と私が掃除に行くと、愚痴るのです。私は看護婦さんのこと良く分るので「そうですか?それは大変ですね。」とから返事してたのが気に入らなかったのでしょう。
それから毎日ベットの下に小銭を落として置くようになりました。はじめは「Yさん50円落ちていましたよ」と50円を渡すと、「ありがとう、あなたは、正直な人ね。」だったのですが、次の日は5百円玉が落ちていました。また渡すと、今度は「あら本当にそんな所にあったのね。以前入院していた所では、だれも拾ったなんて言わないでねこばばしてたよ。黙って取って置けばいいのに。あなたって正直者なのね。」だって・・・
「私は人のお金を黙って取るだけお金に困ってないわよ・・・」って言ってやりたっかけど、大人げなかったので、「小銭も大事なお金なのでなくさない様に金庫に閉まっておいてくださいね。部屋を出るときは、貴重品は持って行って下さいね。無くなると困りますので。」と言って部屋を出たけど、今までにこんな言われ方された事なかったのでショックでした。こんなことには、負けないマリッペなのだ。明日も又いつもの笑顔でYさんの部屋に掃除にいくぞ!!

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