私の母(夫の母)は6年位から少し痴呆が出始め2年前からは相当な物に成り始め家族のことも分らなくなり今年の3月から木更津の老人センターに入居しました。それまでは父(夫の父)が面倒を全部見ていました。父は79歳でまだ現役で仕事をしています。父は母がこんなに悪くなっている事を認めたく無かったので私たちの世話に成りたくないと食事の支度から母の下の管理、洋服などの身の回りの世話まで全部一人でやっていました。(私は毎日一品おかずを夫に持たす位しか出来なかった)
2月に父が疲労がたまり入院してしまいました。(私の行ってる病院)一晩母と過ごした私は夜中に罵声を発する母にビックリ!!汚い言葉でしかも大きな声で怒鳴るのです。それも3時くらいから6時くらいまで・・・
これを毎日聞いている父は、大変だったなぁと思いました。それからが大変母を預かってくれる所探し。ケアーマネージャーと何度も話やっと施設に入れる事に・・・。
父はやっと覚悟を決めてくれたのですが、やっぱり寂しいらしい。でももう父の顔も分らない。
センターに会いに行くと、夫の顔を見て「お父さん、会いたかった、早く家に帰りたいよ。」と夫の手を採ろうとするので私が父の手を差し出すと「こんなおじいさん知らないわよ。誰ですか?この人」・・・
こんな会話が行くと毎回始まります。50年以上一緒に居たのに忘れられた父が何だか可愛そうに。今日も母に会いに行って来ましたが、帰りがけ父が「母さんの顔艶があって毎日が落ち着いて暮らしているみたいでよかった。」と感想を漏らしていました。私は母の所に行くといつも自分だったらどうなるのかと考えてしまいます。

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