気を使うFさん

2003年11月13日
今日Fさんの部屋に掃除に行こうとして部屋の前に行ったら、Fさんの声!!
「苦しいから早く抜いて!このままじゃ死んじゃう早く!早く!」
「そんな事言わないで!点滴は関係ない!!落ち着いて!」
こんな会話が廊下まで聞こえてきた。私は最後にFさんのところに行こうと思い後回しにした。最後にFさんのところに恐る恐るはいっていった。Fさんが一人でいた。
「Fちゃんこんにちわ!!掃除しても良い?」「あっマリちゃん今日は!!お願いします」
掃除しながらFさんを見ていたらやはり目が違う。ナースが来てFさんと話し始めた。
「看護婦さんお願いだから私をS先生の所に連れて行って。S先生に謝りたいの。そこに着替えがあるから着せて。歩いて行きたいけど無理だから車椅子で」
「S先生後で来るから待てて!!」
「それじゃ間に合わない」
なにが間に合わないのかしきりに言っている。でも私が仕事終わってFさんに「又仕事終わったら来るね」といったら、Fさん
「マリちゃんは仕事大変だから掃除頑張ってね私もマリちゃんのお守り見て頑張る。バイバイ!!」
Fさんは私とナースの違い解っているし私が仕事している事もわかっていて私に気を使ってくれている。こんなに大変なときに人のことを気遣ってくれるFさんステキ!!
こんな人が早く死ぬなんて不公平な気がする。
きょうはお母さんの顔見ていない少し心配
明日は元気な顔見れると良いなぁ

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