相変わらずのFさん

今日はFさん自分が死ぬと思い込んでいてもう「ダメもう私死ぬの。マリちゃん手が冷たくなってきたからもう私死ぬの」と何回も言うので「手が冷たいのは今日は寒いから。マリちゃんが温めてあげるから、死ぬなんて言わないの！マリちゃん寂しくなるから・・・」
そんな話をしながら掃除した。「また帰りに寄るね。」と言って部屋をでた。帰りに行ったら、りんごを食べて喉に詰まったみたいでナースとお母さんではかせていたので、「Fちゃんかんばってね」とカーテン越しに言って帰ってきた。明日また会えるかなぁ・・・
月曜から入院してきたYさん耳がとおいし相当ボケが入っているおばあちゃん
私の姑がボケてから何時も言っていることは「大蔵省に戦後勤めていた事」だけ。それが自慢だったボケたとき何か好きだったことや自慢できる事を話すみたいだがYさんは口でリズムを取っている。「タカタンタン！タン、タン、・・・・」それが何のことか？お囃子か三味線が踊りなのか・・・
でも一人で楽しそうだ。私が「何の曲ですか？」とYさんに聞くと黙ったまま、リズムを取るのを辞めてしまう。一人にするとまた始まる。これの繰り返し。
もし私がボケたらいったいどんなことを話したりするのだろう。