今日9階に行ったら928号が洗いに入っていた。Fさんは以前にも何度か私の日記にも登場してもらった。私がこの仕事を始めたときから入退院を繰り返していて、顔見知りの患者さんだ。私が部屋に入ると必ず「お疲れ様、大変だね。ありがとう」と言ってくれていた、Sさん。
今回入院してきた時はだいぶ悪くなっていたので、透析する事になっていた。透析しだしたら話どころか、起き上がることも出来なくなっていた。足は壊疽しだし悪臭を放っていた。
10日にFさんの妹さんと立ち話した。(久し振りだった)
Fさんは「8年くらい前から、色々な所悪くなり最後は十二指腸に癌が出来3回手術した。それに腎臓が悪く、糖尿病も有ったから、もう今回はダメみたい。
ドクターにも言われた。私と二人兄弟なので私が病気に成ったら困るから、余りFの所来ないほうが良いよ」と家族から言われるらしい。こんな話したいた次の日11日の昼に亡くなったそうだ。今日解剖しているとのことで、ナースステーションに、病院から、生花が用意されていたからわかった。(解剖させてくれる人は病院から生花が送られる事になっているのだ)
これでまた一人顔見知りの患者さんが居なくなってしまった。寂しいことだ。泌尿器科はリピーターが多いのでこんなこと良く有るが寂しいことだ。Fさんのご冥福をお祈りします。

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