久し振り

2004年3月26日
今日久し振りにマリちゃんのところに掃除に入った。この1週間サブにはいって貰っていた。
部屋にはいったらマリちゃん寝ていたので、その間にゴミをとっていたら、気配で気が付いたのかマリちゃん起こしてしまった。
久し振りと声掛けたら(手話で)
待っていたかのように手話で話しかけてきた。
「再度入院してからもう10日になるがまだお腹痛くて、ご飯食べられない。毎日点滴ばかりで・・・。何時退院できるか予測できない」
私はその手話が良く解らなかったので、何度も聞き返してしまった。でもマリちゃんは私がわかるまで何度も何度もゆっくり口話を交えて言ってくれた。
私が理解できたら喜んでくれた。
「家で本を見て覚えているがすぐに忘れてしまう。間違った手話遣ったら直してね.そして教えてね!!」
「本を見てもだめ!!やっぱり実際に会話しなくちゃ覚えられないよ。私でよければ教えるよ」といってくれた。
「明日とあさって休みだから月曜日に掃除に来るね」
と今度は間違えないで言えた。
マリちゃんに先週も同じこと言ったが、(昨日とおととい)と手話を遣っ手しまったので今度は確認の意味も入れた。
マリちゃんはOKと笑ってくれた。これで又1つマリちゃんと、距離が狭まった気がした。
部屋を出て、私はナースに本当に点滴だけなのか確認しに行った。やっぱり私が読み取ったとおりだった。内心よかった私の読み取り間違えてなかったと思った。
先週Sさんが外国に行った時の話やっぱりそうだと改めて思った。
娘にも聴覚障害者の友達が何人かいるので、夕食の時にいまの話したら、
「やっぱり、彼女達は自分たちの事わかって貰いたい、理解して欲しいと思っていて、少しでも近ずいてくれる人を歓迎してくれるから間違えても教えてくれるし、向こうから積極的に話してくれるよ」
と私が遣っている事に理解して助言までしてくれた。
このごろまたこの仕事って楽しいなぁ〜と思ってきた。

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